著者:長池涼太:HSPの学び舎運営・HSP研究/エビデンスを発信するブロガー
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正しいHSPの知見を発信していくブロガーの第一人者のりょうたです。僕はこれまで『HSP交流会』を開催しました。
2021年以降は『HSP勉強会』として開催しています。
HSP交流会を開催して、反省点なども出てきたのでまとめました。参加する人はもちろん、HSP交流会を開催しようと考える人にも参考になればと思います。
コロナウイルスの影響もあり、オンラインのHSP交流会も増えています。この記事では2019年に行ったHSP交流会をもとにしているためオフラインでの交流会の話になります。
HSP交流会・勉強会の開催実績
2019年に茨城県水戸市のコミュニティスペース本拠地でHSP交流会初めて開催し、2021年以降はオンライン(Zoom)で開催しています。
50回以上、5年にもわたってHSP交流会をやっている人、団体は全国的に見てもかなり希少です。
- 2019年:2回
- 2020年:1回(この年に初めてHSPの活動者として新聞掲載されました)
- 2021年:13回(この年以降はほぼ毎月定期開催。オンライン開催も始めました)
- 2022年:18回(さらに外部コミュニティのHSPオンライン講座への登壇もアリ)
- 2023年:11回
- 2024年:5回
最近のHSP交流会の内容
研究、エビデンスなど『正しさ』を重視
最近(2021年以降)のHSP交流会はエビデンス・勉強会の要素が強くなりました。これは2020年になってHSPがテレビなどで取り上げられることが多くなりHSPが知られるようになった一方で公式(研究)とは明らかに違った知見が広がってしまったためです。このような誤解が広まって、将来的にHSPが誤解を受けるのは避けたいです。
もちろん可能な限り分かりやすく説明することは心掛けているのでご安心ください!
ちなみに僕が共有する研究の情報は、創価大学でHSPの研究をしている飯村周平さんのTwitterやHSPの情報サイトなど研究関連の情報・論文を参考にしています。
オープンにしづらい話題も扱う
特に勉強会の要素が強い会ではHSPを使った『悪徳商法』について言及したこともありました。質の低いカウンセラーに引っかかって余計ひどい状況になったという情報も入ってきているため野放しにもできません。HSP交流会(勉強会)というクローズドな場だからこそ、なるべく忖度のない情報共有をするように心がけています。
安心感のある人柄・雰囲気
情報の質を重要視していますが、まず主催である僕が信用に値する人間であったり接しやすい人間でなければいけないと思います。そのためHSP交流会・勉強会中の喋り方や雰囲気には気を配るようにしていますし、多くの方がブログやSNS経由で参加しているため、普段の発信内容も極力気を付けるようにしています。
いろんな人と話して気づきましたが、特にSNSの発信はいいねなどのリアクションがなくても意外と見られているみたいです(笑)
オンラインHSP交流会も開催
対面だと参加者が茨城県内の人に限られてしまいがちですが、オンラインであれば居住地に関係なく参加でき、僕のHSP交流会も、全国各地からの参加もあります。ただしオンラインは、
- ネット環境
- ZoomやGoogleMeetなどオンライン会議のツール
- (できれば)パソコン
が必要になります。
タブレットやスマホでも参加はできますが、機能の制限や使いやすさの観点からパソコンでの参加をオススメします。
またオンラインは、人数が多いとコミュニケーションを取るときに喋るタイミングにも気をつかう必要があります。オンラインだと自宅など全国どこからでも参加ができる一方、喋るタイミングなどコミュニケーションの面は対面より気をつかう場面も多いです。
初対面の方が多いので、僕も可能な限り自己開示するなど初対面の人でも話しやすい雰囲気づくりには気を付けています。
HSP交流会・勉強会でよくある質問(FAQ)
HSP交流会、勉強会で実際に出た質問をまとめています。参加に不安のある人はぜひご参考に。
- HSPを最近知ったばかりで、そこまで知識がないですが参加しても大丈夫ですか?
- 大丈夫です。むしろ余計な先入観が無い方がHSPの公式の情報もすんなりと理解しやすいです。分からない部分があれば丁寧に解説しますのでご安心ください。
- どういう方の参加が多いですか?
- HSPに加えて『教育』に関心のある方が多いです。これはHSPの話が教育と絡むことが多いからと考えられます。ただし、性別や年齢による参加の制限は一切設けていません。『HSPを学びたい気持ち』があればどなたでも大歓迎です。
- HSPの人って生きづらいですよね?
- 実は『HSP=生きづらい』というエビデンス(根拠)はありません。HSPだけでなく様々な角度から考えていくことが重要になります。
- HSPの子どもは不登校になりやすいですか?
- 不登校も同様に明確なエビデンスはありません。ただし、親や教員が適切にHSPを理解することで問題の軽減や解決につながります。
- HSPを学ぶ上でのオススメの書籍を教えてください
- 正直言うと、書店によく置いてあるような本はオススメできません。オススメできる本としては、「HSPの心理学: 科学的根拠から理解する「繊細さ」と「生きづらさ」」(飯村周平著)や「敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術」(エレイン・N・アーロン著)などのアーロン博士や飯村周平さんなどHSPの研究者が著者の本が良いです。なお、HSPの主要な本の詳細は当ブログのHSP本をまとめた記事でも解説しています。
HSP交流会・勉強会の参加者の声
これまでのHSP交流会・勉強会に参加した方の感想をいただいております。全般的に「学びになった」「丁寧な内容」といった評価をいただいています。
他のHSPイベント主催者より
勉強会に参加しました。HSPに関して正しい認識をもてたことが一番大きな収穫でした。ありがとうございました。
僕と同じくHSPイベントを主催している方の参加もこれまで何度かあります。主催者にこそ正しいHSPの知識を持ってほしい。そのような思いも持って開催しています。
HSPを改めて知った
HSP交流会に、参加しました。HSPはここ近年、爆発的に言葉が認知されましたが、そもそもどういうことなのかの理解は進んでおらず、HSPと言う言葉とふわっとした概念ばかりが先走っています。リョウタさんは論文ベースで語ってくれるので、とてもわかりやすいです。HSPは特性であり病気ではないことがよくわかりました。またHSPのご本人の体験談やどう仕事に行かしているのかの生の声が聞けて、とても参考になりました。交流会に参加させていただき、ありがとうございました。
ここ数年メディアでもHSPが取り上げられるようになりHSPを見聞きする機会が増えました。ただ、情報量のわりにいまいち「HSPとは何か?」みたいなことが伝わり切っていない感じもしました。そんな人に向けてHSPについて丁寧に開催しています。
周到な準備のもと開催
HSP交流会に参加して貴重な対話の経験をさせてもらえました。ブログひとつ書くのには、共有スペースを借りたり作ったり、そして人から情報を聞くために交流会を開いたりなど、営業力や取材力そして工夫や創作力が必要なんだなあと主催者の努力を垣間見ました。また、交流会により自分より下の世代、そして同じ学問をしていた人と対話し自分自身の研磨になりました。貴重な場を設けて貰った感謝とこれからの発展を支持したいです。
最近はオンラインがメインですが、以前は場所を借りて開催したこともありました。場所のセッティングもそうですが、1度HSP勉強会を開催するにも資料作りなど様々な準備が必要です。また当HSP勉強会は教員や保護者など教育に関わる人の参加が多く、学校現場や子育てのリアルな意見は逆に僕に不足している知見なので、お互いにメリットがあります。
HSP交流会を自己分析や支援活動につなげよう
HSP交流会に参加する方の多くは
- 「HSPを理解したい」
- 「こんな悩みがあるけどどうすればいい?」
といった方が多いかと思います。僕が開催するHSP交流会では研究論文などの学術的な研究知見を基にしており、かつそれをわかりやすく解説できます。加えて普段は教育や働き方(キャリア)に関する活動をしていますし、特に働き方は会社員からフリーランスまで様々な働き方を経験しており、そこで得た知見も話せます。
「HSPを知りたい」「教育や働き方に関する悩みがある」そんな方はぜひ僕が主催するHSP交流会にお越しください!