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初対面の人と話すのが苦手?人見知りの人の立ち回り方

初対面の人と話すのが苦手

著者:長池涼太:HSPの学び舎運営・HSP研究/エビデンスを発信するブロガー

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僕は現在NPO法人教員支援ネットワークT-KNITの広報の仕事をやっており、その関係でいろんなイベントに顔を出しT-KNITのアピールをしたり、各団体などの人と名刺交換をするなど初対面の人と会う機会が最近はかなり多いです。

実は僕は人見知りをする方で初対面の人と会うのにかなり気疲れをしたり上手く話せないタイプでしたが、最近は少しずつコツをつかみつつあり、初対面の人とのコミュニケーションも以前よりは上手くなったと思います。

HSPの人は人見知りが多い?

「人見知り」とは、子供などが知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすることを表します。しかし、最近では大人が「人見知り」ということも。「初対面の人と上手く話せない」「人前が苦手」「新しい環境になると緊張してしまう」などがあるなら、それは「人見知り」にあたるかも。

引用元:小学館

いわゆる研究論文など公式な場ではHSPと人見知りの関連性は特に言及されてはいませんが、これまでに僕が開催してきたHSP交流会・勉強会においては人づきあいに関する話題や相談の話もたまに出ていました。

HSPの人は、環境や他者の反応に対して敏感に反応するため、初対面の人とのコミュニケーションで感じる情報量が多く、精神的に疲れやすくなることもあります。このため、初対面の相手と会話する際に過度の刺激を受け、人見知りのような反応を示すことがあります。

涼太
涼太

HSPだから人見知りしやすいとかではないですが、人見知りなど対人関係の悩みを持っている人は多い印象ですね。逆にいえば一人でいる時間が長いことを苦にしない人が多い印象もあります。

初対面の人とうまく話すコツ

僕は現在NPO法人教員支援ネットワークT-KNITの広報を1年以上やっています。広報はSNSなどオンラインでの発信はもちろんですが対面でいろんな場所を回って所属団体のアピールをすることもありますし、地域の交流会などのイベントに顔を出すことも多いです。

初対面の人との会話は緊張しますが、ポイントを押さえることでスムーズにコミュニケーションを取ることができます。まず、相手に関心を持ち、リラックスして接することが大切です。自然な笑顔を心がけ、無理に話題を提供しようとせず、相手に質問をして会話を広げましょう。自分が話しすぎないように意識し、バランスを取ることも重要です。共通点や共感できる話題を見つけると、お互いの距離が縮まりやすくなります。

相手との共通項を探る

個人的に一番推したいのが相手との共通項を探ること。これは本当に何でもよくて

  • 出身地・居住地
  • 出身校
  • 趣味
  • 現在やっている仕事、活動の業界や職種
  • 共通の知り合い

などたくさんあります。特に僕のように地元で活動している人は仕事面はもちろん、出身地や出身校が同じ人に会う確率も上がるので、共通項を探すハードルも下がります。

共通の話題が見つかれば、自然と会話が盛り上がり、お互いにリラックスしてコミュニケーションがとれるようになります。また、共通の経験や興味をシェアすることで、相手に「自分もそうだ」と共感してもらうことができるため、関係を深めやすくなります。

涼太
涼太

共通の話題があるだけで相手もだいぶ話しやすくなります。

ちゃんと自己開示をする

コミュニケーションを円滑にするうえでは自己開示も重要です。特にお互い初対面だとお互いのことを分からないため、まずはお互いを知ることから始まります。

自分の趣味や最近の出来事、仕事など、少しずつ自分のことを話してみましょう。あまり個人的なことに踏み込みすぎる必要はありませんが、相手に安心感を与え、親近感を持ってもらうために自分のことも話すことが大切です。相手も自己開示をすることで、信頼感が生まれ自然と会話が続くことが多いです

涼太
涼太

相手に心を開いてもらうにはまず自分から。

相手の話を聞く(自分ばかり話し過ぎない)

ただ自己開示が大事とは言ってもただ話せばいいわけでもありません。自分ばかり話していたら相手が話すタイミングがなくなってしまいますからね。

会話は双方向のコミュニケーションです。自分のことばかり話してしまうと、相手が話す機会を失ってしまいます。相手の話に耳を傾け、相槌や質問を交えて、相手に話す時間を与えることが重要です。相手の話に共感したり、関心を示すことで、相手も「この人はちゃんと話を聞いてくれる」と感じ、リラックスして会話が続きやすくなります。また相手の話を引き出すことで、新たな共通点や話題を見つけるきっかけにもなります。

涼太
涼太

特に自分から話すのが苦手な方は相手の話を聞くことに重きをおいても良いですね。

なるべく笑顔で話す

相手の警戒心を解く、話しやすくする意味では笑顔など話しかけやすい雰囲気も重要ですね。笑顔が難しければ口角を上げるなど多少なりとも表情を緩めておくだけでも違います。

初対面の相手に親しみやすさを感じてもらうためには、笑顔を大切にしましょう。緊張していると、表情が硬くなりがちですが、自然な笑顔は相手に安心感や好印象を与えます。笑顔でいると、相手もリラックスしやすくなり、会話がスムーズに進むことが多いです。また、笑顔は自分自身にもポジティブな影響を与え、緊張を和らげる効果もあります。鏡の前で笑顔の練習をすることも効果的です。

涼太
涼太

ムスッとした表情だと話しかけづらいですからね。

まとめ

記事のまとめ
  • HSPと人見知りの関連性は実証されてないが、話題としてはよく出る
  • 初対面の人とうまくコミュニケーションをとるにはコツがある
  • 相手との共通点が見いだせるとコミュニケーションがとりやすくなる
  • 自己開示をしっかりすると相手も話しやすくなる
  • 話すのが苦手な人は聞き役に徹するのもアリ
  • なるべく笑顔、表情を緩めることで話しかけられやすくなる

学校でも職場でもプライベートな場でも、初対面の人とのコミュニケーションは苦労したりちょっと神経をつかう部分もあると思います。もちろん人見知りならではの悩みなどもありますが、人見知りであっても立ち回り方のポイントを押さえれば意外と上手くコミュニケーションはとれます。

人見知りであっても変にふさぎ込まないで、ちょっとずつでも外に出ていろんな人と話してみましょう。