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HSPと働き方。あなたに合う働き方を見つけよう

HSPと働き方

著者:長池涼太:HSPの学び舎運営・HSP研究/エビデンスを発信するブロガー

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僕はこれまでに様々な働き方を経験してきました。

  • 派遣
  • 契約社員
  • 正社員
  • 単発のアルバイト
  • 長期のバイト
  • フリーランス(現在)

期間は違えど、一通りの働き方は経験してきました。だからこそ、それぞれの働き方のメリットやデメリットなどを熟知しています。

その経験を通して、今回の記事では正社員やアルバイトなど様々な雇用形態がどのような働き方をしているかやHSP気質の兼ね合いについて解説しています。

HSPの僕が経験してきた働き方

働き方メリットデメリット収入手軽さ
派遣いろんな会社を回ることで幅広いスキルが身につく派遣会社の良しあしに左右される
正社員金銭面が安定してるブラック企業、パワハラが非常に厄介。鬱のリスクも
アルバイト(単発)スキル・資格不要なのでハードルが低い時給などの条件はそこまででもないのでこれだけで食べていくのは厳しい
アルバイト(長期)時間の制約がそこまででもないのでフリーランスなどと組みあわせるのも可単発よりはマシだが、それでも収入は正社員に及ばないことがほとんど
フリーランス諸々を自分でコントロールできる収入が不安定 ※可能性は無限大
今まで経験した働き方(雇用形態)のまとめ

僕がこれまでに経験した働き方の一覧です。どの働き方が良いか悪いかというより、自分に合うかや自分の理想の生き方を実現するにはどれが合うか?を考える方が重要になってきます。

HSPがやりやすい働き方

これまでいろんな仕事を経験してきた中で、僕の中でこれを満たせば(特にHSPの人は)働きやすいと思った要素3つです。これらが満たせていれば、正社員だろうがフリーランスだろうが、関係なく心地よく働くことができます。適職よりも大事なポイントです。

マイペースに仕事がしやすい

五感にかかわるところからまわりの雰囲気まで様々なことを気にしやすいHSPにとって、ある程度マイペースを保つことは過度に負担を増やさないという意味でも重要ですね。言い換えれば、『常に周りの目があるわけではない』環境だと仕事がやりやすいです。

僕の場合、塾講師のときに授業のある教室に行くと教室によっては社員が僕一人ということもありました。そういうときは上司も同じ教室にはいないので、まわりの目を気にせずのびのびと仕事ができました。もちろん、誰もいないからって仕事に手を抜くのはダメですよ。

マイペースとは自分が楽に感じる状態のこと

良い人間関係に恵まれる

ブロガー交流会ミックスアップ
ブロガー交流会。僕にとって今も交流ある仕事・ブログ仲間です。

人間関係についてはHSPに限らず、働くうえで最も大切なことといっても良いくらいです

僕で言えば、塾講師のとき。塾講師は、休みが少なく残業もかなり多かったため常に体調が悪い状態ではありましたが、メンタル面で言えば他の職場よりはマシでした。というのも、同僚や上司などとの人間関係は良好だったため、メンタルへの負担は最低限に抑えられたからです。

理不尽なことをされることもほとんどなかったですし、休みの日にはフットサルをしましたし、僕が会社を辞めるときには、上司が率先して僕の送別会を開いてくれたりと良い方が多かったです。

りょうた
りょうた

人間関係が良いだけでもだいぶ違う

この逆だったのが、塾講師の前にやってた派遣事務。派遣なので定時で帰れたり、派遣先の会社の安定性も高かったりと条件面は非常に良かったのです。

でも、上司とはまるで合いませんでした。初日から仕事の進みで怒られたりそれがずっと続いたらストレスが溜まって過敏性腸症候群を発症し、しまいには鬱寸前にまで追いこまれました。

結局入社2か月で辞めました。福利厚生や労働時間など環境面で言うと圧倒的に派遣事務の方が良かったです。ただ派遣事務は2ヶ月に対し、塾講師は4年続いたのでそれくらい人間関係が大事ということですね。

りょうた
りょうた

給料よりも福利厚生よりも、まずは人間関係の良さですね。

刺激の少ない働きやすい環境

特にHSPの場合、人により音に敏感、光に敏感など五感や周りの雰囲気に対して敏感に反応する人も多いです。そのため、蛍光灯の光やオフィス内の物音などちょっとしたことでも気になってしまう場合があります。もしくは周りの雰囲気で言えば、誰かが怒られているのを見るだけでも気が滅入ってしまうとか。

僕も他の社員が自分に全然関係ないことで怒られているのを見るのも嫌でした。怒号が耳に入るのも嫌なのです。

誰かが怒られているのを聞くのも辛い

雇用形態による働き方の違い

  • マイペース
  • 人間関係
  • 刺激の少なさ

この3点が働きやすい職場のポイント。これを踏まえた上で、正社員、アルバイトなど様々な雇用形態・働き方がありますがどれがいいのか。どれがおすすめというよりそれぞれの働き方のメリットとデメリットを見て判断しましょう。

派遣。会社を渡り歩いてスキルを身につける

派遣の特徴は期間を定めて会社を転々とする場合もあるので、パワハラなど万が一のことがあったときに辞めやすい(辞めるハードルが正社員よりは低い)こと。さらに様々な会社を転々とする場合もあるので、幅広いスキルを身につけやすいなどがあります。僕が派遣事務をやっていたときは『紹介予定派遣』という少し特殊な形態でした。

紹介予定派遣とは、派遣期間(最長6ヶ月)終了後、本人と派遣先企業双方合意のもとに社員となる働き方です。

一定期間「派遣」で働くことで実際の仕事内容や職場を見極められ、未経験でも希望の仕事に就けるチャンスがあります。また、自分だけでは探せなかった企業に出会え、転職活動にかかる労力や時間も節約できます。

紹介予定派遣で働く|派遣・人材派遣はテンプスタッフ

僕の場合、鬱寸前になってしまったので派遣先の会社を辞めなければいけませんでした。それでも辞めるときも派遣会社の人が間に入ってくれたので、すんなり辞めることができました。

りょうた
りょうた

派遣先の会社ともまあまあ険悪だったので、辞める交渉など全部一人でやる勇気はなかったです…。

この辺の諸々の交渉などは、派遣の会社や社員の良し悪しによる部分もあるので、派遣元の会社の口コミなどの良し悪しは事前のチェックが必須です

派遣事務の当時の詳細はコチラ

正社員。安定感、王道の働き方

やはり、ザ・安定な働き方ですよね。

派遣やアルバイトと比べて給料が高いことが多いですし会社によっては福利厚生やボーナス、退職金もあるので、非常にメリットは大きいです。収入は会社や立場などによっても変わってきますが、正社員としての給料だけでも十分生活していけるくらいです。

一方で最近は『ブラック企業』という会社が問題視されてます。もしブラック企業(上司もふくむ)にハマってしまうと、体やメンタルを蝕まれて、うつ病などのリスクも高まります。基本的にそういうときは休職するか退職するのがセオリーですが、会社や上司によってはそれを受け入れないなんてこともあります。

正社員という立場上、そう簡単に辞めたり休んだりできないというのはネックかもしれません

りょうた
りょうた

ホワイト企業であれば安定して長く働けますが、ブラック企業に入ったら病気のリスクが高まります。

辞める辞めないなどの狭間でかなり悩みます。

アルバイト(単発)。ハードルが低い

良くも悪くも手軽な働き方ですね。2017年にリバ邸茨城(現いろり亭)というシェアハウスに移住しましたが、当時の僕はニートでした。塾講師時代の貯金こそ残っていましたが、収入としてはほぼゼロでした。

その当時、やっていたのが単発でのアルバイト。リバ邸茨城で「何でも屋」と名乗って、地域の方から様々な仕事をいただいていました。主にやったものだけでも、

  • 祭りの屋台の手伝い
  • 解体現場の資材の片付け
  • 保育園の掃除
  • 歯医者の掃除、周りの草刈り
  • パソコンの使えない社長に変わり、パソコンで資料作成(Wordで)

など多岐に渡りました。お金は言い値ながらも、時給にして1000円弱くらいはもらってました。

単発のアルバイトは特別なスキルや資格などは要求されないことが多いため、働くうえでのハードルはこの記事で紹介している働き方の中では最も低いです。まして僕の場合、リバ邸茨城移住の前年に会社をクビになって、働くこと自体に恐怖心を覚えてしまいました。

そういうときの『リハビリ』として単発のアルバイトも選択肢としてはアリですね。

りょうた
りょうた

正社員の仕事を探してみると年齢、資格など意外とハードルになるものが多いですからね。

ただし単発のアルバイトの場合、仕事がいつもあるとは限りませんそこそこ仕事をこなしても単発のアルバイトだけで生活するには微妙なところなので、あくまでサブ的な働き方になってきます

アルバイト(1年)。正社員に及ばずともそこそこ稼げる

コチラに関しては、単発を除く通常のアルバイトをイメージしていただければ。僕の場合、特に運転代行のアルバイトを1年やってたのでそれがあたりますね。

運転代行は夜の8時~夜中の2時の6時間の仕事。この当時はブログの収益も伸び始めたころで、アルバイト+ブログで生活している状態でした。さすがに、塾講師(正社員)の収入には届きませんでしたが、それでも実家暮らしなのもあり生活するには問題ないくらいのお金は得ることができました

りょうた
りょうた

シフトや時給にもよりますが、月10万円くらいまではいけます。

このときのバイトは週3回。週5回などでがっつりアルバイトをやれば収入は増やすことはできるので、正社員レベルの収入に近づくことは可能です。個人的にはアルバイト+フリーランスだと、金銭面のリスクも下がりかつ時間の融通も正社員より利きやすいので、良い塩梅の働き方と思ってます

りょうた
りょうた

アルバイト単体では金銭面的に不安があるので、フリーランスなど他の働き方も組みあわせるとより効果的!

運転代行のアルバイトについてはコチラ

フリーランス。すべてが自分次第

本拠地で仕事をするりょうた
水戸にあるコミュニティスペース本拠地。僕にとって重要な活動場所です。

そして僕は今フリーランスとして活動しています。会社員と違って上司との人間関係に悩むなど、会社員特有の悩みの大半とは無縁です

りょうた
りょうた

ただし仕事をくれる人など、結局人間関係は重要ですけどね

仕事にもよりますが基本的には時間など様々な自由が利くのがフリーランスの大きなメリット。また仕事の細かい形態も自分でどうにかできるので『在宅フリーランス』を名乗っている人もいますが、在宅で仕事を完結させることも可能です。

在宅の仕事についてはコチラ

一方で会社員と違い、決まった給料がもらえるわけではありません。収入がいくらになるかはすべて自分次第なので、自分の力量次第で収入は決まりますし、上下もします。金銭面については、常に気が抜けないのがデメリットですね

りょうた
りょうた

金銭面は不安定だし、何から何まで自分次第。でも、だからこそやりがいをものすごく感じます。

HSPとフリーランスの相性。詳しくはコチラ

HSPの働き方は様々。あなたはどれを選ぶ?

働き方メリットデメリット収入手軽さ
派遣いろんな会社を回ることで幅広いスキルが身につく派遣会社の良しあしに左右される
正社員金銭面が安定してるブラック企業、パワハラが非常に厄介。鬱のリスクも
アルバイト(単発)スキル・資格不要なのでハードルが低い時給などの条件はそこまででもないのでこれだけで食べていくのは厳しい
アルバイト(長期)時間の制約がそこまででもないのでフリーランスなどと組みあわせるのも可単発よりはマシだが、それでも収入は正社員に及ばないことがほとんど
フリーランス仕事量、人間関係が自分でコントロールできる収入が不安定 ※可能性は無限大
それぞれの働き方のメリットとデメリットまとめ

主な働き方としても5種類ありますね。世間的には『正社員こそ正義!』みたいな風潮ですが、すべて経験した身としては正社員だけにこだわる必要もないのかなと感じます

正社員で力を発揮する人もいますし、僕みたくフリーランスで力を発揮する人もいる。全員が同じ働き方が合うとは限りません。あなたに合う働き方って何でしょう?

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